2018年はイーサリアム!!トランザクション比較
目次
2018年 現在の仮想通貨トランザクション
・ビットコイン:青のライン
・イーサリアム:赤のライン
・リップル:水色のライン
・ライトコイン:緑のライン
これが、主要通貨のトランザクションを示した図になります。イーサリアムのトランザクションが赤の線になりますが、1年前と比べると順調の伸びている事が分かると思います。まあトランザクション数が1番多いのは、リップル、イーサリアム、ビットコイン、ライトコインの順番となっています。
以下、現在と1年前のトランザクションの比較になります。
2017年5月トランザクション
2018年5月のトランザクション
1年前との比較では。ビットコインはトランザクションが下がっていますが、イーサリアムが1年間で7倍から8倍に増えているのがわかりますね。また次いでライトコインが3倍になっています。 トランザクションとは?一体何なのか?
仮想通貨のトランザクションとは?なに?
仮想通貨におけるトランザクション(Transaction)とは簡単にいえば取引のことで、前の持ち主から受け取った取引のハッシュ値と、送り先のアドレスなどを含め、所有者の秘密鍵で電子署名したものを言います。
ビットコインのトランザクションにおいては、過去から現在、未来に至るまで、すべての取引がチェーン状に繋がっているため、存在しないはずの偽のビットコインを送ることができません。
これにより、トランザクションの「実在性」が証明できるようになりました。ただし、この仕組みだけでは過去のトランザクションの実在性が証明できても、過去のトランザクションを複数回使っていないことは証明できません。
例えば、送られてきた1BTCを同時に2人に1BTCずつ送れてしまうということです。この問題は二重支払いと呼ばれており、これを解決しないことには決済手段として使えないことがわかるかと思います。
従来の電子マネーでは中央管理の認証局がチェックし、二重支払いを防いでいました。 しかしながら、ビットコインの発明者サトシ・ナカモトは、プルーフオブワークに基づくブロックチェーンの仕組みを考案することで、二重支払いの問題を実質的に解決しました。
またビットコインのトランザクションにはP2PKH(Pay to PublicKey Hash)とP2SH(Pay to Script Hash)があり、スクリプトと呼ばれるビットコイン専用のOP_CODE(実行コード)を含めることで、マルチシグやエスクロー、マイクロペイメントなどさまざまなスマートコントラクトサービスをビットコインのトランザクションで表現することができます。
それでは、このトランザクションとは、どういった場合に増加するのか解説していきます。
イーサリアムトランザクション増加の要因
ここでは、一番わかりやすい例として、一番上昇率の高いイーサリアムのトランザクション増加の要因について推測します。
①ユーザー数の増加
トランザクションの数が増える要因として、真っ先に思い浮かぶのがユーザー数の増加です。
具体的にイーサリアムを利用しているユーザーの人数を正確に知ることは難しいので、代わりにイーサリアムのアドレス数で考えてみましょう。下図はイーサリアムのアドレス数の増加を示したグラフになります。
2018年5月現在、アドレス数は3200万を超え、この1年間グラフの傾きを見ると急激にアドレス数が増加していることが分かり、今後も増え続けるものと考えられます。
この1年間で、10倍のユーザー数が増加している背景としては、後述するイーサリアム上で動作するアプリーケーションの開発(Dapps)、 イーサリアム上での ICOが活発な事。
そしてノード数も増加している事が挙げられる。 当然、ユーザー数(アドレス数)が増加すればするほど、トランザクションの数も増えることになります。
②ICOの増加, Dappsの増加
イーサリアムは、ブロックチェーン上で動作する「アプリケーションプラットフォーム」として開発されています。
簡単にトークン発行、スマートコントラクトが実行できることから、ICOやDApp(Decentralized Application分散型アプリケーションサービス)にイーサリアムが使用されています。
これらのアプリケーションの実行には、当然イーサリアムのブロックチェーンを利用することになります。
そうするとイーサリアム自身は単純に「送金情報」のトランザクションを取り込むだけでなく、「送金+様々な情報(スマートコントラクト)」のトランザクションを取り込む必要があります。最近はICOやDappsの数が爆発的に増加しています。
③ノード数の増加
仮想通貨の多くはP2Pネットワーク上で動いています。
P2Pネットワークを結ぶ一つ一つの点をノードと呼ぶのですが、イーサリウム上には34,000程度のノードが存在しています。
これらノードには様々な種類がありますが、①トランザクションの処理 ②承認作業(マイニング)③情報の伝達 を行なっています。
ノード数が多いことは、それだけネットワークが分散している状態で、非中央集権化されているということになります。
このネットワークは、誰でも参加できる為、各々のノードのスペック(処理速度、通信速度)は大きく異なります。
低スペックのノードはそれだけトランザクションの処理・伝搬が遅く、ネットワークの足手まといになってしまいます。トランザクションはすべてのノードの行き渡り検証される必要があるからです。
このノード数という点に関しては、分散化とトランザクションの処理速度はトレードオフの関係にあると言えます。
ライトコインのトランザクションについて
2018年の初旬、ライトコインのトランザクションが急上昇しています。
この時期もイーサリアム、リップルの方がトランザクション数は多かったのですが、なぜライトコインが上がったのでかお分かりでしょうか?
この際にはビットコインの送金詰まりが起き、マイナーコインが高騰を始めた時期でした。多取引所に送金し、マイナーコインを購入する為にライトコインが選ばれました。
送金スピードが早く、手数料が安く、ライトコイン基盤で他通貨の購入が出来る強みがあった為だと考えられます。
今後、ビットコインの送金に難があった際には、このライトコインが選ばれる確率は高くなる事を示唆しています。もちろん購入者が多くなるので価格自体も上がるという事です。
こちらが、ライトコインの価格推移になります。
12月10日から価格も上がっており、同じ時期からトランザクションも増加している事がわかります。今後も相場が高騰した際に、このライトコインが選ばれる事で価格上昇が見込める可能性は高いと思いますので、注目しておいてください。
2018年はイーサリアム!!トランザクション比較
トランザクションを見ると、リップル、急上昇しているイーサリアムがビットコインより上回っているという結果になっているワ。
今後ビットコインのスケーリング問題が解消しないと他通貨の伸びはさらに大きくなっていくでしょう。 トランザクションは「今後は実が伴っているプロジェクト」「使用者が多いか」を判断出来る為今後、非常に重要な指標になってくるでしょう。
トランザクションの承認スピードが早いからといって使われなくては全く意味がありません。性能も大事ですが2018年は実際に使っている人が多いプロジェクトに注目が集まるでしょう。皆さんもマメにこのトランザクション数をチャックして伸びている銘柄を押さえておきましょう。
ICOは規制で停滞している時期ではありますが、イーサリアム発行銘柄などはすでに多く出回っている為今後のイーサリアムにはやはり期待してしまいます。
イーサリアムは、発行数に制限が現在されていませんが、以前4月にイーサリアムCEOのブテリンがこのように発言しています。 内容としては、イーサリアムの発行上限を1億2000万枚に制限するというものでした。 (現在9900万枚)
For those still wondering whether or not https://t.co/z44anVrOuT was an April Fool’s joke, the answer is: it was an April Fool’s meta-joke. *The point* was seeing people argue about whether or not the proposal is “real”.
— Vitalik “Not giving away ETH” Buterin (@VitalikButerin) 2018年4月2日
これは、エイプリルフールネタだったようですが、個人的には今後あり得るとも思っています。
今後発行制限が設けられれば、イーサリアムの価格は爆発的に上がるでしょうが。。
現在、プラットフォーム系通貨は多く出ていますが、イーサリアムがやはり群を抜いている印象を受けます。
その為、トランザクションが唯一上昇し続けているイーサリアムは、一番安定した投資先だと私は思います。
最後まで御覧頂いてありがとうだわ❤︎
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あんた〜ごきげんようよ!
クリプトおかま(@cryptookama)よ。
今回は、各通貨のトランザクション比較ですが、、
まぁイーサリアムが圧倒的。 圧倒的感謝ヨ!!
準備はできたかしら。今日もイっちゃうわよ❤︎