32イーサリアムで、将来勝者になれるか!?
イーサリアムが32ETHで配当が貰えるというニュースが出てるけど、今後のイーサリアムの価格、将来性、懸念点などを考えて見るわよ!
目次
イーサリアム(Ethereum) POWからPOSへ
2018年6月15日に行なわれた「Ethereum Core Devs Meeting 40」。
イーサリアム(Ethereum) 今後のロードマップ予定
イーサリアムは、「EIP(Ethereum Improvement Proposal、イーサリアム改善案)」に基づいてハードフォークが行われていきます。EIPには、イーサリアムの技術をアップデートしていくロードマップが記載されています。
イーサリアムでは、アップデートによる開発フェーズが4段階になっていて、下記のようにそれぞれに名前がついています。以下で、その4段階についてそれぞれ詳しく見ていきます。
1.フロンティア
2.ホームステッド
3.メトロポリス
4.セレニティ
フロンティア(Frontier)
第1段階のハードフォークは、2015年7月に行われたフロンティア(Frontier)です。
このアップデートは基本的な機能の実証実験であり、イーサリアム上で将来構築されていく分散型アプリケーションプラットフォームの実践練習を目的としたものでした。4段階にわたるハードフォークの、最初の足掛かりとするためのアップデートであったと言えます。
ホームステッド(Homestead)
第2段階のハードフォークは、2016年3月に行われたホームステッド(Homestead)です。
このアップデートによって、イーサリアムはより安全に多くの人が利用できるプラットフォームへ進化したと言えます。
採掘難易度の調整アルゴリズムの変更により、取引の承認までに必要な時間が5~20秒へと短縮。また、イーサリアムで発行されたトークンのやり取りが行われるようになりました。
この時期にイーサリアムは大幅な価格上昇をしています。
メトロポリス(Metropolis)
第3段階のハードフォークは、以下の2段階に分かれます。
- ビザンティウム(Byzantium)
- コンスタンティノープル(Constantinople)
メトロポリスの内、ビザンティウムは2017年10月に実施されており、「Proof of WorkからProof of Stake」への移行準備、「匿名性の強化」、「難易度調整式の変更」が行われました。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)は、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)の代替システムにあたるものであり、コインを持っている割合(Stake)で、ブロックの承認の割合を決めることを基本としています。これは、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)についての問題点である。
問題点解決
1.セキュリティを維持するための、長期的な電気代等の取引手数料
2.マイニングの中央集権化と企業支配傾向の増加
3.マイナーとビットコインホルダー間の利害の相違
といった問題を解決します。
出典:bitFlyer
イーサリアムでは完全にPoSに移行するわけではなく、PoWとPoSが共存することになります。
また、匿名性の強化に関しては、Zcash開発チームとの共同開発で「ゼロ知識認証」という技術を取り入れる予定になっています。
2018年6月現在、コンスタンティノープルはまだ実施されておらず、時期は2018年の夏頃から秋頃が有力と見られています。内容はPoWからPoW+PoSへの移行の検証とされています。
セレニティ(Serenity)
第4段階のハードフォークであるセレニティ(Serenity)は、2018年以内に実施される見通しということですが、来年の2019年にずれ込むのでは無いかと思っています。
このハードフォークによって、PoWとプルーフ・オブ・ステーク(PoS)への完全移行が実現されると言われています。
その際に、イーサリアムのステーキングが出来るようになります。
32ETH以上保有しているとETHが増える!?
POSに必要な保有量が「キャスパー」1500 ETHから「シャーディング」の32 ETHになりPOSできる条件が楽になりました。
32ETH以上を持っているだけでETHが増えていく事になります。
しかし、これまでPOWのイーサリアムは小さい国、1国分の電気を消費するくらいの電気代をかけてつくられていました。
ちなみに、この時は1ETHが3万円ほどでした。今は更に電気代をかけてつくられています。
POSはPOWマイニングと異なり、電気代の殆ど掛からなくなります。
そうなると、POSのイーサリアムが今の価格を保っていられるのか?ということです。
POSは電気代が殆どかかりません。
確かにイーサリアムの用途は増えてきました。
しかし、POWで国1つ分もの電力が使用されてつくられている事がイーサリムの価値を底上げしていたとも考えられます。
この電気代とこれからの、イーサリアムの需要のバランスがどちらに傾くのかにより価格が大きく上がっていくのかに関わります。
電気代が価値を担保すると言われてきましたが、実際は電気代が担保になるかは疑問です。価値がないと判断されれば、無価値になることもあります!
イーサリアム(Ethereum) 将来性について
すでにDappsも増加し多くなっています。
イーサリアムには個人的にはかなり期待をしていますので、価格が下がっている今私は買い集めています。
今後仮想通貨自体が無くなるとしても、このイーサリアムは生き残っていくと思っているからです。
ブロックチェーン技術自体は普及もしてないですし、まさにこれからの技術だと感じています。
ですので私自身は、現在までZAIF積立投資にてイーリアムで購入していましたが、もっと保有数を増やしたいきたいので、毎月の購入金額を増やしました。
POSに移行して1ETHの価値が下がるかもしれませんが、こればかりは分かりません。
ただ、このイーサリアムは無くなる事はないブロックチェーンを先導していく存在になると思っています!
皆さんも良ければ、イーサリアムに期待しても良いかもしれません!
期待されていないイーサリアム(Ethereum)!?
①イーサリアムのトランザクション増加
イーサリアムはPlasma、Shardingなどの開発から見て分かるように、凄まじいスピードで開発が進んでいます。
ICO需要もあり、多くの仮想通貨取引所でもEthereum基軸を採用しています。イーサリアムトランザクションの伸びも高く、現在も高いまま推移していますし、安定しています。
ビットコインと比較しても、使用範囲が広い仮想通貨になりますので今後もトランザクションは増えていくと思います。
トランザクションは増えてきているのにビットコイン価格に影響を受けているのが現状です。
発行数がビットコイン2100万枚に対し、イーサリアムは現在1億枚。
価格はビットコインが70万、イーサリアムが5万円となり、25万円程度の価値が出てもおかしくはないのですが、やはりビットコインは強いと言えますし、まだまだ、イーサリアムは過小評価されているのではと思います。
そもそもビットコインとは利用価値が違う為、相場も連動する必要はないように感じますが、いずれイーサリアムに関しては、独立的な動きを見せてくるのではないかと感じています。
②イーサリアムの関心度(ビットコインとリップル)
世界での関心度
ビットコインがやはり仮想通貨の王者だけありますね。時価総額は2位のイーサリアムは、注目度は高いはずなのに、低い数値のままでリップルの方が数値は高いです。
国内での関心度
国内で見て見てば一目瞭然ですね。
リップルがずば抜けて高いという事ができるかもしれませんが、やはりイーサリアムは過小評価されている事は否めません。
32イーサリアムで、将来勝者になれるか!?
一番プロダクトも多く、様々な企業にも導入され始めているイーサリアムですが、この POS移行が価格にどう影響が出ていくかが懸念材料です。
もちろん、今後イーサリアムの使用が増えていけば価格は上昇していくでしょうが、反面このステーキングが32イーサリアムに下がる事で、売り圧力が強くなる事が考えられます。
ですので需要と売り圧の強弱がどちらに転がるかで価格は決まってくると思います。
ただし、ステーキングが出来る立場 (32イーサリアム以上の保有者)は儲けやすい立場にはなると考えています。
まだ32イーサリアムと確定した訳ではないので、動向には注目が必要ですが、POS移行前まではニュースは盛りだくさんになるでしょう。POS移行前まで集めて売ると選択も出来ますので私は、行方を楽しみに見守りつつイーサリアムを収集していくつもりです。
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